Uno,Dos,Tres

スペインでサッカー指導者として活動する坪井健太郎のBlog

PreSoccerTeam春の説明会

こんにちは。

少し遅くなってしまいましたが、この春休みに日本に帰国しPreSoccerTeamの指導者留学プログラムの説明会を東京と大阪で開催しましたのでそのご報告を。

今回は一週間のみの帰国となったのであまり多くの人にはお会いできませんでした。

次回は夏に帰国しますのでみなさんその時にお会いしましょう!

さて、毎年春と夏に行っているPreSoccerTeamの説明会ですがこの春は初めて関西の大阪で開催することができました。

嬉しいことに初の説明会にも関わらず大阪には7名、そして今回で4回目となる東京の説明会にはなんと18名の方がお越しいただきました。

f:id:tsubocoach:20140503173415j:plain

f:id:tsubocoach:20140503173347j:plain

僕が実感したのは、ここまでPreSoccerTeamの活動がみなさんに知ってもらえていることへの驚きと感謝です。

本当に嬉しい限りです。

ありがとうございます。


スペインサッカー協会が下した決断

今回は重要なお知らせがあります。

それは僕が日本からスペインへ帰った直後にスペインサッカー協会から発表されたの一つの通達です。

スペインサッカー協会は、スペイン国内で発行された協会ライセンスには自動的にUEFAライセンスを付けていましたが(手続きが必要)、「外国人が協会ライセンスを取得し、UEFAライセンスに代える手続きをするにはResidencia Permanente(永住許可)を保有している人でなければならない」、という声明を発しました。

簡単にいうと学生ビザではUEFAライセンスを取得することは不可能になったということです(スペインサッカー協会のレベル1・2・3は可能)。

これによって、非常に残念ではありますがPreSoccerTeamが紹介していたUEFAライセンスを取得可能なコースは実現不可能となってしまいました。

とても残念で仕方ありません。

カタルーニャサッカー協会と共に話を進めてきたこのプロジェクトも、その上に位置するスペインサッカー協会の決定によって見事に白紙にされてしまった感じで何か悔しい思いはあります。

それから、もう一つ日本にはあまり伝わっていない情報もここでお伝えしたいと思います。

スペインのサッカーコーチングライセンスには2種類あります。

それは、これまでUEFAライセンスに切り替えが可能だった「サッカー協会のライセンス」と、もう一つ行政が発行する「アカデミックライセンス」というものがあります。

有効地域などに違いがあり、その違いは下の表の通りです。


詳細は、説明会の時にお話させていただきその動画が後々アップされる予定ですのでそちらをご覧ください。



PreSoccerTeamがお届けする留学プログラム

PreSoccerTeamがお送りする留学プログラムは、従来に引き続き21か月・18か月でスペイン語とアカデミックライセンスレベル2を取得できるプログラムとなります。

アカデミックライセンスでも、現地で育成年代のチームを率いることはできますので現地でしっかりとした勉強と経験を積むには十分なライセンスです。

UEFAライセンスは取得することはできないですが、スペインに来て現地で世界最高峰のコーチングメソッドを学び、世界最高峰のサッカーを肌で感じられることは紛れもない事実です。

今の1期生の生徒たちも、日本では絶対にできない経験を積み人間的にも大きな成長をしています。

僕としては改めて原点に帰り、自分がコーチングスクールに通っていた時に感じていた「このような勉強を他の人にもしてほしい」という思いを実現し、スペインで充実した時間を過ごし「勉強をして指導者として成長できる環境」を作ることを心に決めました。

個人的には、しっかりと勉強して実力をつけて日本に帰ってほしいですからね。

それが、僕ができる日本サッカーに対する貢献だと思っています。

引き続き、PreSoccerTeamは留学生をお待ちしています。

【残席状況】
2014年9月からの21か月コース:残り1名

2015年1月からの18か月コース:残り4名

Expressコース:残り5名

お問い合わせはktsuboi@presoccerteam.comまで